弊社はクライアントさんに、[創業秘話]を書いてみることをおススメする場合がよくあります。
主にWEBサイトで使います。
実際には、ヒアリングしたり、原文を書いてもらったりして、弊社が文章を精査して仕上げていきます。
弊社でも書いていますね。
これだけでも信頼してお問合せがくることもあるのです。
インターネットを介する場合、最初、資料請求やお問い合せなど非対面から始まります。
怪しい匿名性も高いWEBの世界では、その人となりが見えること、そして、納得できる理由が見えること、この整合性が特に重要な分かれ目となります。
中小企業は会社概要を示すだけでは勝てません。
反応をだすために、とても重要です。人間性をかもしだしましょう。
人間性だけではありません。
人間味を熱く表現するとともに、なぜ、この仕事をしているのか整合性を示します。
よく、このような原文を書いていただいてますと、惜しむらく・・・もったいないのは、99%、苦労話(あとは挑戦したことと決意)だけになっている点です。
一般読み手からすると、「つきあうとしんどそう。大丈夫かな。」と誤解される危うさもあります。
そこで・・・うまく行った、うまく行くようになった時のお話も入れると、もっと、良くなります。
苦労を乗り越えて、今は・・・という流れがあると、苦労話が活きて魅力がでて、訴求力あるものとなります。
その際、なぜうまく行ったのか、にも触れてください。
うまくいった要因を認識していることも表現してください。
読み手に、「たまたま、うまく行っただけだろう。」と、勘違いされないためです。
有名なコピーで言えば、
「私が○○をすると言った時、皆はできるわけないと笑った。
ところが、○○がめきめき好評になりだした時・・・」のようなイメージです。
ポイントをまとめると・・・
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苦労話とポリシー
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うまく行った事実とシンプルな自己分析
- 品良く
もっと言えば、苦労ばかり、苦労だけしている人には、ふつうは、わざわざ近づきたくありませんね。
そのご本人を存じあげている友人などでしたら、一気に何度も読み返しするのは楽しい時間でしょう。
ですが、ご本人を知らない赤の他人からすると、「何か問題があって解決されていない。」と誤解されかねません。
ここで「今は経営者なのだから、言わなくても乗り越えていると思ってくれるだろう・・・。」と、読み手に行間を読んでくれることを期待するものではありません。
このことは、逆の立場(読み手)の視点になれば、徐々にお察し出来てくると思います。
読み手は、こちらが思うほど都合の良い読み方はしてくれないのです。
ですので、うまく行った事実を表現することも大切なのですね。
自慢にならないかな、と思っても書いてみてください。
文章の精査と仕上げは、弊社がいますからご安心ください(^^)
それに経営者は、少しぐらい自慢が表面化していて良いでしょう。
1.3~1.5倍ぐらいに表現して、ちょうどいいぐらいかもしれません。
これ以上になると、オーバートーク(準・偽装)で鼻についてくるかな、と(-_-;)
生かされている感謝や品性、思いやり、責任感など・・・を心がけていれば、嫌味にはならないと思います。
これも演出です。
演出は、その他大勢との違いをかもしだすものです。
ここで言う演出は、他を蹴落とすこととは違います。
演出の目的は、潜在顧客への機会提供、御社の質の良いサービスを効果的に知らしめるためです。
つまり、お客さん利益のためです。
そして、その見返り(利益)を御社に得ていただくためです。