
弊社は常日頃から、
「口先だけのコンサルタントではなく、製作物として形もだします。」
と明言しております。
ですが、それは世のコンサルタントを、
頭ごなしに否定するものではないですよ。
そんなそんな、おこがましすぎます。
~先日、ある方とお話していました。~
前述の弊社ポリシーを良く思っていただいて、
褒めたいというお気持ちからの発言だったと思います。
それは有難いことです。
私が直接、存じ上げているわけではない、
他のあるコンサルタントさんと、
私を比較されていたのですが、
お話を聞いていると、私自身、どうも釈然としないのです。
会話していてわかったのが、
その方はコンサルタントの話を疑ってかかっている。
その度合いが強すぎる、と思われるのです。
一言で言えば、素直でない。
真摯な姿勢が欠けていると思うのです。
ここで言う「素直」は、
決して「従順」という意味ではありません。
確かに口先だけで何の結果も残さない、
机上の空論のコンサルもどきも多いでしょう。
しかし、私も教わっている大先輩コンサルタントもいるわけです。
その上で、私だからだせる独自性・優位性をだしているのです。
どのような話でも、まずは素直に聞いて、一つ一つ弛まぬ実践をして、
何度も検証をして、また実践して、というプロセスを、
きっちりと継続しなければ、実際の評価なんてできないと思います。
わかってもいないのにわかったつもりになって、
「結局、駄目やん」なんて、高校生じゃないんですから・・・。
だから、「お金を払いたくなかった」・・・?
(実際は、ちゃんと支払ったそうです。)
私に対してでなかったから関係ありませんが、
それは、飲食店に入って飲み食いしたものが、イマイチに感じられたから、
という主観だけで「払いたくない」と言っているのと同じに感じます。
もしくは、よく噛みもせず、咀嚼(そしゃく)もせず流し込んだだけで、
栄養(成果)にならなかったから、と言って、「お金を払わない」というのと、
私は同類のように思えてならないのです。
コンサルタントが話することには、当然、原価がかかっています。
それはコンサルタントが先行投資したり、経験の中で身につけた、
ノウハウという商品です。
それが一朝一夕に理解できるものならば、聞くほうも楽でしょう。
ですが、例えば、企業再生やそれに近いような内容の場合、
聞くほうは、一朝一夕には理解できないことも多々あると思います。
それが理解できないから、コンサルタントを要する状況になったわけです。
わかっていて実践もできる人ならば、最初から必要としないですみます。
わかっていないから必要となっているのです。
ならば、わかっていないことから自覚せねばなりません。
コンサルタント評価は良いのですが、いいがかりにならないよう、
皆様、お気をつけください。
こちらも参考になれば幸いです。
http://a-117.biz/shikake.shtml