成長期に伴う痛み

 
成長期には、必ず痛みが伴うとは
何度も読んだり聞いたりしていたし、
多かれ少なかれ、経験もしてきた。

しかし、更なる成長を歩める段階には、
更なる痛みが伴うことがある。

それは人間関係に対してでもあり、
自身の考え方に対してでもある。

パラダイム・シフトと言えば大げさかもしれないが、
それこそ「小さな会社のパラダイム・シフト」だと思う。

特に当社が、個人事業時代だった頃に付き合いがある先など、
今でも当社を、その頃と同様と思ってしまうのも、
今の当社を、よく知らなければ無理はなく、
まるで下請けのように無茶な注文をされようとしてくる。

当社は、既に昨年より、
名実共にコンサルティング会社として法人化している。
そして、既に実績も伴っている。

私も、気の良いところが、つい出がちで、
最近、実に注意が必要だと感じるものである。

「人は習慣の奴隷」であり、習慣には逆らえない。
ならば、習慣の意識的な変革が必要となる。

そして、継続的ステージアップの為には、
先に、そのように外部に振る舞い示す必要がある。

伝えなければ、ランクは上がらず、
いつまでも停滞となる。

※仮に、何の実績がない会社でも、
 何かしら業務内容や会社としての各種・経営資源の
 クオリティや価値が上がったとしよう。

 会社としては、ステージアップを図れる好機である。
 決して、逃してはならない。
 でも実績がないから客観的に証明しづらいとしよう。

 このように会社としても
 ステージアップを図るときには、
 実績がでてから伝えるのではなく、
 実績云々以前に、価値が上がったことを伝えるのである。

 実績は後からついてくるものである。
 当社も、それを実感しているし、
 これからもマダマダ続けていく。

そして、自社価値に見合わない不平等な条件での
取引には応じてはならない。

Win —————– Lose
(勝つ、得る)   (負ける、失う)

情は大事だが、流されては経営ではない。
下手な優しさは、お互いの為にはならない。

Lose-Lose
どちらも失うばかりである。

自社価値には、根拠が伴っていなければ、
独りよがりの思い込みを
さも価値があるかのように売り込むのなら、
罪にならないサギのようなものだから、
現実的な根拠は重要であることも注意していただきたい。

根拠の弛まぬ検証があってこそ、
心から伝わる確信へと繋がる。

そのような確信は、
声を大きく張り上げなくても、
柔軟に、しなやかさを持って、
品よく伝えられるものである。

ステージを上げて、
更に人の役に立ちたいと考えるなら、
その痛み位、耐え抜かなければ、
プロ経営者とはいえない。
フリーランスの起業家と経営者は違うのである。

その為に不屈の調整業務も必要であり、
時には非情の決断も必要なのである。

覚悟なくして成長はありえず、
成長なければ、このご時世、現状維持もなく、
下降していくだけである。

健全な成長に弊害を及ぼすなら、
Win-Winにはなりえない。

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