伝える対人スキル

伝える対人スキルやテクニック。

これはビジネスを優位に進める上で、とても重要ですね。

単なるサルマネではなく、自分のものとしていただきたいものです。

サルマネではなく、人マネ。

人マネを超えて、自分の特性を活かして使えるようになれば、自分の財産です。

これは確かに、一生涯使い放題だから良いですよね。

ですが、スキルやテクニックにばかり傾注しては行けません。

相手と噛み合うことが何より肝要であり、相手を都合よく操作するために使うのは、言葉を超えたところで相手に見透かされます。

あなたが、よほど心から尊敬された先生や上司でもない限り、またはよほどのお得意先でもない限り、仮にあなたがどれだけ相手より年上であろうと、実績があろうと、名声や立場や資産があろうと、頭が良かろうと、相手のことを心から理解しようとしていなければ見透かされます。

そうなってしまうと、無理な状況が続けば相手の心は無意識に離れます。

特に、全てが自己責任の起業家同士の関係では、これは根強いものです。

どんなに有望な見込みターゲットが獲得できていようと、決定率や稼働率は、このような、とても繊細なメンタリティや実際の言動、その根底の考え方で大きく左右します。

相手が反論してくれるうちは、やっぱり、マダ良いのです。

スキルやテクニックをかまし、それすら相手が言えない流れにしてしまうのは、諸刃の剣です。

「言ってもムダ」、「言う気がしない。」、「ああ言えば、こう言う。」ような雰囲気は創ろうと思えば創れるでしょう。

しかし、そのようにしてしまえば、その時での話は優位に進めやすく操作できるように錯覚しますが、感性のある相手は感じます。

相手も、その場では話を聞いてくれていても、思い返して、あなたの言動や行動に矛盾やブレがあったり、あなたが相手の都合を軽視している考えがあれば、見透かされます。

パートナーシップにおいて、事実経過を歪曲してはいけません。

「事実と意見」は違うというように、事実を自らの思惑や都合からの意見で脚色したり塗り固めたりすることのないよう、気をつけたいものです。

それを「分析」と正当化してもダメです。

それらが相手に感じ取られ、相手が応えるアクションをするのにムリがある状況があれば、実際の効果から離れるのはモノの道理でしょう。

なぜなら、「ムリ売り」なのですから。

最初は、うまく行きかけていたのに、うまく行かなくなった。

本当に、相手のことを想っていますか?

売上が欲しい。その想いだけで話していませんか?

どのような関係性であろうと、相手が外部の人間であれば、あなたの会社の都合はあなたの都合であり、相手の都合ではありません。

相手が応えたいと思っていても、物理的に難しいときに、あなたの都合優先では寂しい話です。

私はよく言うのですが、相手のことを利用しようとか、相手のことがマネーに見えているうちは、本当のところではうまく行きません。

「利用 / 活用」・・・違います。

「利用」では、何かあれば、すぐに崩れていきます。音もなく。

せっかく有望な見込み客やパートナーを見つけたのなら、心から大切にするために、自身のメンタリティや考え方は、正当化せず、何度も見直す必要があるのです。

自分ではなかなか気づけません。

だからこそ、謙虚さは肝要ですし、そのために尋常ならざる忍耐が必要な時期もあります。

その先に見えるもの、得られるものは、そうそう消えない貴重な資産のような関係性となります。

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