ハガキDMは、FAXDMよりは、あまり実施されていない手法かもしれません。
1枚50円+印刷費と、FAXDMよりも高い気がするのですが、あるノウハウに基づいた場合での反応率を比較する限り、ハガキDMの方が効果的です。
1枚50円の官製はがきが、優秀な見込み客発見営業マンになる手法があります。郵送先の業種・地域も限定出来ます。
基本的には、法人向け営業に有効と思います。
個人向けには使い古されていて、イマイチのようです。
法人において、ハガキDMのほうがFAXDMより届くことが少ないため、FAXDMよりは見てもらいやすいという利点があります。
内容次第で保管してもらえる度合いがFAXDMよりあります。
また、ファクスのように送り先の用紙やインクを使うこともありません。
クレームも、かなり少ない手法です。
弊社のコンサルティング事例では4%の反応率を、何度も獲得したことがあります。100件送付して、4件の見込み客獲得です。
ハガキ代は100枚で¥5,000ですね。これで4件の反応です。
業界によっては素晴らしいツールになります。
これもツーステップ手法がポイントです。
丁寧に階段を登っていただくことを意識して仕組み化していきます。
スグに売ろう、すぐに売れる、という自分勝手な想いに囚われないようにご注意ください。
特にハガキは表現できるスペースが極限られますから、それだけ多くは語れません。工夫が必要です。
裏面だけではなく表面の下半分も使うことが出来ますので有効活用しましょう。
裏面に無料オファーを分かりやすく示し、表面の下半分はFAXで返信してもらえるように、シンプルな返信フォームをつけると良いです。
この場合、無料オファーを手に入れないことによるデメリット(恐怖)よりも、メリット(喜び)だけを伝えたほうが良い結果が出ます。
キャッチコピーやスリップインも、このことに沿ったものにしてください。
ハガキという限られたスペースで恐怖まで訴えますと、手に取ってもらった時に不快感を与える場合が多いようです。
フォントの大きさは最低でも10pt、見出しなどは11~12ptを使ってください。
そうなりますと、そう多くは語れないのがわかると思いますが、載せる内容を絞るだけ絞り込んでください。
また、ここでもむやみに煽る必要はありません。
品性を踏まえてイヤミにならない程度のインパクトがあれば充分です。
それよりも分かりやすさ、明瞭簡潔さが肝要です。
内容はシンプルに削りに削りましょう。
カラーも2色刷りぐらいにしておいてください。
それ以上の多色になりますと下手するとチラシっぽくなり、レスポンスが落ちます。
他にも細かいポイントがいくつかあるのですが、ある一定の条件のもとでは、反応率25%という、にわかには信じられない反応をとったことさえある手法です。