今回の副題は誰しも多かれ少なかれ、何かしらの手段は講じているでしょう。
例えば、名刺交換後のお礼の手紙等々。
ここで目ぼしい方にアポイントをとるというアクションを続けている方は、どれほどおられるでしょうか。
見出しにもあるように営業ではないアポを、です。
「では、何のためにお会いするのか?」という声が聞こえてきそうですが、あなたは名刺交換と挨拶ぐらいしかしていない相手の売込みに、どこまで心から聞く耳が持てますか?
よほど、自らの欲求と必要性にビシッと喚起していただけるならまだしも、通常は疲れるだけの…自らにとって何の利益にもならない時間泥棒に遭うことが多かったりしません?
ところが、相手が「あなたのビジネスのお話を聞かせてください。興味があります。」なんてアポを求めてきた日には、あなたは喜び勇んで出かけませんか?
そうです。誰もがそうなのですから、あなたも相手の話をまず聞いてあげるとよいのです。営業マンはよく「商品ではなく自分を売る」といいます。
その前にすることがあったのです。「自分を売る前に相手を買う」のです。
だからといって、必ずしも相手の商品をムリに買う必要はないのです。
次章のイメージをしてみてください。
ここで、あまりに興味のない相手にムリに会う必要はありません。
お互いに時間のムダすぎるでしょう。
ちなみに私は、知らない電話番号の着信(携帯)で、
留守番電話にもメッセージがない場合、コールバックすらしません。
その程度の用件だったとみなすからです。