ダイレクト・レスポンス・マーケティングというと、チラシやDMなどのツールを使った通販型のマーケティングと思ってる方が多いようです。
しかし、この手法は、アナログ通販やネット通販に限らず、小売店頭や営業マンによるセールスの現場でも、大いに応用され使われています。
つまり「お客さまから、手を挙げてもらう」ための手法ですから、ツールは変わっても、お客様の感情が存在する販売の現場では同じ理屈で通用します。
このDRMを採用する真の目的は、営業のコストダウンにあります。
例えば、今まで有能な営業マンが見込み客集めから成約までを「足で稼いで」やってたところを、細かく分けて、見込み客集めはパートさんが作ったチラシなどで、成約の場面は営業マンが担当するというように、仕事の分担ができます。
その分、営業マンは、多くの成約の場面で活躍せきることになります。
決して特別なことをするわけではありません。
すでに、あなたの会社でやってるようなことを、効率という数字をもとに管理するだけです。
見込み客集め、成約、固定客化、それぞれの段階を細かく分解し、それぞれにおけるツールの反応率を数字で管理することで、今までばらばらであった販促活動を有機的に、結びつけることができるのです。
この営業の効率化は、むしろ大企業よりも中小企業のほうが取り組みやすい、まさに中小零細企業のための手法でよね。