会社概要や挨拶文、理念、商材やサービスメニュー、価格、
メリット・デメリット、お問合せフォームなどは、
必要最低限のコンテンツとして、すぐに思いつきますね。
それに、「喜びの声」や何かしらの事例(これもメリットですね。)を加えるのも、
容易に察しがつくでしょう。
ここまではWEB制作業者であれば、どこでも制作コンテンツとして手がけます。
でも、人と同じことだけをやっていては生き残れなくなるのは、
自営業者の常ですね。
好んで少数派になりましょう。
こんなのやってどうするん? と思うようなコンテンツでも、
他人(アクセスユーザー)から見ると意味があったりします。
だからといって、でたらめなコンテンツはダメですよ。
例えば、情報販売アフィリエイトであるような、
脈略もユーザービリティも度外視したかのようなスパムコンテンツ。
これはインターネットと検索エンジンのインデックスを荒らしていると思います。
論外です。
そんな低レベルなコンテンツではなくて、
例えば、ターゲット属性ごとのアプローチページ。
・・・ 属性とは様々です。
20代・30代・40代・50代などの年代。
男性・女性の性別。
大阪・京都・神戸・東京・名古屋・静岡などの地区。
大阪でもキタとミナミ。北部と南部。市内と市外。
職種・役職レベル・業種・会社規模・・・
例えば、30代・男性でも、30代前半と後半では違ってきます。
更に、既婚者と独身者に分かれます。
既婚者でも、まだまだモテタイかお父さん風に落ち着きたいか、
で、また違います。
取扱い商材やサービスを最も売りたい方、
最も必要としている方、売りやすい方に合わせて絞り込んでいきます。
こうして考えていくうちにメッセージも浮かんできませんか?
他にも有用なコンテンツはいくらでも考えられます。
なぜ、この素晴らしいサービスが当社は可能なのか? その理由。
スタッフの紹介(写真やプロフィール)、仕事中の姿、
FAQページ、店舗や事務所風景、設備紹介、丁寧なアクセスマップ、
社長ブログ、スタッフブログ、
商品やサービスに関連するあれこれ(うんちく)、メルマガ、小冊子、
士業系であれば、クライアントさんのWEBサイトや紹介ページ一覧を
設置してあげるということも考えられます。
ポイントは、いかに安心感を感じてもらえるか、見える化。
これらを、いかにデザインするかなのです。
コンテンツは少ないより多いほうがSEOにも良いだけでなく、
アクセスユーザーにも信用され安心されやすくなります。
でも、繰り返しますが、でたらめはダメですよ?
最初のアクセスの段階で少しでも多く信頼感・安心感を得なければ、
どんなにインパクトあるキャッチコピーでも、それだけでは効を奏しないのが、
売れるWEBサイトへのブレークスルーなのです。
こんなコンテンツを苦労して創って何になるんだ、と思うかも。
しかし、見た人にとって知識だけでなく、心理的に意味があるのなら、
効率だけを考えて手を抜かずに創ってしまうのも一手です。
「ここなら親身になってくれるかも。」と気づいてもらいましょう。
そのためにたくさんの情報提供をオープンにするのです。
情報とは知識だけではありません。知恵もあります。
インターネットは匿名社会でもあります。嫌になるほど。
だからこそ、対面時やアナログ広告では不要であった
表現も必要になってくるのです。
ですが、コストが安いから多彩なコンテンツ増加も可能ですね。