「臆病男子」から徒然

「臆病男子」という言葉がmixi等で言われることが増えているらしい。

検索してみると、「草食系男子」に続く言葉で、「臆病男子を励ます魔法の言葉」など、関連ネタもでてくる。

AllAboutにも参考記事 (リンクはココをクリック) があった。

つまりは、ささいなことで、すぐに自らコミュニケーションのシャッターを下ろして、傷つくことを避けようとする傾向が強まっているらしい。

失礼ながら、なかなか笑える。ゆとり教育の産物だろうか。

私からすると、ここまで(意気が)下がるか、と想像を超えるが、そういう時代の一面もあるということだろう。

たまに異業種交流会などで若い方に会うと、妙に元気のなさを感じることがある。

年上だからと、今どきの・・・というつもりではない。

そういう人は昔からいたと思う。同年代でもたまにいる。

ただ、割合が増えているような気も、確かにする。

この風潮がビジネスシーンにまで悪影響するとしたら、大問題だ。

 

例えば、何かしらDMを打って、少しクレームが起こることは避けられない。

必ず、起こりうる。特に当初のテスト段階では、クレームのほうが多いこともある。

最初は仕方ないかもしれないが、いつまでも、その度にうなだれていたのでは、前向きな取り組みなど考えられなくなり、話にならない。

クレームがなければ仕事もないと思ったほうが良い。

クレームがあるからと、プッシュ型広告(こちらから攻めるアウトバウンド)をしないのでは、商材・サービスによっては、とてつともない障壁を自ら作り出すことになってしまう。

新規のお客様が来るための導線をカットしているという障壁だ。

それも自ら。

お客様に対する機会損失でもある。

恋愛で言えば、もうすぐOKになるかもしれないのに、相手がツンデレなだけかもしれないのに、ツンまでで終わらしているという、実に勿体ないことをしているのかもしれない。

以前に、ある居酒屋でガテン系のお兄さんとお話ししていた際、「自分から行くより、相手(女性)から、僕を見て良いと思った場合に来てくれる人だけでいい。」と言っている人がいた。

とりあえず、否定はしないようにしたが、そんな都合の良い楽な話がどこまであるというのか。

やはり、プッシュ型アプローチは大切なのだと思う。

インバウンド型広告(PPC広告など待ちの広告)で行ける商材と、DMなどのプッシュ型が必要な商材と、商材により使う広告タイプは異なる。

 インバウンド型は、既に認知度があり、検索される率が高い商材に適している。

それ以外は、ロングテールなテクニックを凝らせばインバウンド型広告も意味がないことはないが、プッシュ型のほうが重要な意味を占める。

また、認知度がある商材であろうと、取扱う企業自体が認知度が低ければ、SEO対策の徹底はもちろん、同時にプッシュ型広告も欠かせない。

それも単発ではなく、段階的に継続的にアプローチして接触すると、費用対効果が上がってくる。

私の場合、アプローチしようと思ったら、相手から拒絶されない限り、どれだけ期間をかけてでもアプローチは続ける。

良識と品性、何より、独りよがりにならないように相手のことを考えてのアプローチなら、普通は拒絶されない。

そのためにはシンクロ率を高める思考力とノウハウ、形にするための表現スキルは不可欠だ。

それも、いかに相手の日常的な脳内占有率を高めるかが肝だから、実にダイレクト・マーケティングの手法と似ている。

アプローチとは当然、自己顕示欲などエゴを満たすものではない。

広告で言えば、「我が社の商品はいいですよ。」と自慢を並べ立てるだけでは、今どき、何も伝わらないどころか、うっとうしく思われるだけだ。

感情マーケティングとは、相手の心理の流れを誘導する、とも言えるが、相手を都合のよいように洗脳するというものとは、本質が違う。

感情マーケティングとは共感マーケティングであり、共感されるための流れを組み立てていくのが、小予算で売れる広告へと繋がっていく。

そのための手法は様々あり、売れる広告の弊社サイトでも、その一部を公開している。

この考え方は、恋愛に限らず、広告展開にも限らず、ビジネスシーンで生きていくこと全てに必要な習慣にすべきものだと思う。

人は習慣のドレイであり、習慣と考え方は密接に繋がっている。

私自身も誰もが自らの知っていることしか知らない。

一生かかっても、知らないことのほうが多い。

つまり、凡人だ。

凡人が習慣を変えようとするには、少なくとも最低3ヵ月以上は意識的に行動を変え続けいくことだ。

それでも何か1つが変わる程度、その程度に他ならない。

その自らの小ささを感じている人ほど成長を続け、気取らずとも心地よい品性があり、成長・発展しても偉そうにならず、「実るほど頭の垂れる稲穂かな」と演出ではなしになっていくのかな、と、私は思ったりする。

もし仮に、実らずに垂れる稲穂になってしまっているとしたら、「臆病男子」のそれと一緒で、起業家にはあり得ないですね。

 

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